諸行無常、盛者必衰の理‐大河ドラマ「平清盛」最終回より
♪ぎお~ん~~しょ~うじゃ~の~~~(ベン)、かね~の~こえ~~(ベン・ベン)、しょぎょ~~うむじょ~う~~の~~(ベン)、ひびき~~あり~~~(ベン・ベン・ベン)・・・♪。
NHK大河ドラマ「平清盛」最終回。清盛の死と、その後の一族の末慮を描いていますが、その評価は他のブログに譲るとして(笑)、感想を幾つか。
清盛の死因。熱病のようですが、水がすぐに蒸発したり、「頼朝の首を墓前に供えよ」など平家物語に沿った内容でした。「水が蒸発するほどの熱」ならとっくに死んでいるはずですが(笑)。…で、この熱病、通説によれば土着のマラリアだとか。「マラリア」といえば熱帯地方の病気だと思っていたので、ちょっと驚きです。
平家物語で脱落者として描かれる平頼盛ですが、「平家の血を絶やさぬように」との、兄清盛の遺言だったんですね。頼盛が「平家物語」の生演奏を聴いている場面が出てきますが、「平家物語」の成立って、そんなに早かったですかね(笑)。
今回のセリフの中で2・3回出てくる「日本一」の発音ですが、「にほんいち」になっていることに違和感を覚えました。自分のイメージとしては、この時代「ひのもといち」な気がします。戦国物の見過ぎですかね(笑)。「にほん」の発音はもう少し後で、この時代は「にっぽん」か「ひのもと」だったのでは?「やまと」はたぶん既にない。
清盛が思い描く国(国同士の交易)が出来るのは、ようやく室町時代になってからだとか。ただ史実として民間貿易は続けられていいたわけで、清盛を助けた元海賊衆の描写がそのことを暗示しているようです。・・・で、乗っている船がヨーロッパの帆船のように見えたのは私だけでしょうか(汗)。
最近のコメント