中島川石橋群をさるく11-袋橋
中島川石橋群、最後は袋橋です。長崎市指定文化財ですが記録が無く、いつ誰が架けたのか判っていません。ただ慶安年間(1618~1652)に架けられたと推定されています。眼鏡橋に次いで古いとされている。享保6年(1721)以降、度々の洪水でも流失しなかったようですが、昭和57年の長崎大水害ではアーチ部分を残して崩れました。修復にあたっては元の石材を活用して原形に復旧したとか。眼鏡橋同様江戸時代の風情が感じられます。
この橋から眼鏡橋を撮るのが観光客に人気のようなのですが、足元の橋のことも気に留めてほしいなあ(汗)。
また、江戸時代から残る石橋はこの袋橋、一つ上流の眼鏡橋、番外編で紹介した桃渓橋の3つですが、袋橋と桃渓橋は重量制限があるとはいえ車が通ります。桃渓橋はさほど交通量は多くないのですが、この橋は結構車が通ります。
大丈夫なんでしょうか?轍は無かったようですが。
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