前回に引き続きフロア展の2回目、まずは上方に行ってみました。
京の都と大坂です。淀川河口の白い部分は未測量です。人が歩いたためにすり減ったわけではありません。念のため(笑)。
中国地方は内陸まで詳しく調べているようですが、四国地方は空白が目立ちます。九州地方もよくできています。
天領長崎。出島まではっきり描かれています。町割りが描かれている都市は、見たところあと大坂ぐらいですね。京の都ですら碁盤の目のようになってません。
五島、壱岐、対馬、隅々までよくできています。
左、平戸の御城下です。平戸領内の分は地元の博物館に所蔵されているとか。右は佐世保湾周辺。北岸が現在の佐世保市中心部。南に、南蛮貿易で栄えた横瀬浦があります。
大村湾と大村の御城下です。「鯛の浦」と書かれています。大村湾の別名としては通常「琴の湖」と表現するので、「鯛の浦」というのははじめて聞きました。大村湾と佐世保湾の境に針尾島が横たわっていますが、その島の佐世保湾側に同じ地名があります。当時の名称としては正しいのか、勘違いなのか?
また、海の名前を記載した個所がほかの地域には見つけきれませんでした。湖の名前は記載されているので、ここも湖という認識だったのかも知れません。
島原の御城下。寛政4年(1792)の雲仙岳の噴火に伴う眉山の崩壊で出来た九十九(つくも)島も描かれています。
続きはまた今度。
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