川棚魚雷艇訓練所跡ー長崎県川棚町の「特攻殉国の碑」を訪ねる
長崎県川棚町、大村湾の一角に旧海軍の魚雷艇訓練所跡があります。
入江全体に訓練所関連の施設があったようです。元々は文字通り魚雷艇の訓練所でしたが、戦局の悪化に伴い特攻兵器の訓練をするようになったとか。
以前地元の史談会で訪れた際、「まだ10代の若者が、死ぬための訓練を受けた」と説明されていたのが印象的でした。
ベニヤ板製の小型高速艇の先端に250キロ爆弾をつけて、敵艦に体当たりをするそうです。フィリピン沖や沖縄で実戦投入されたようです。
特攻殉国の碑の横に資料館の看板がありますが、鍵がかかっていて入れません。休館日、開館時間、連絡先等の表示が見当たりませんでした。
周辺にはほかにも訓練施設にまつわる史跡が残っているようです。
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