孫文先生故縁の地ー東洋日の出新聞社跡
長崎市浜町商店街とその周辺の史跡巡り。1回目は中国革命の父と呼ばれた孫文所縁の地。
明治35年(1902)、鈴木天眼が創刊した「東洋日の出新聞社」があった場所です。東洋日の出新聞社は国際港長崎の立地を生かし、アジア情勢に精通していたようです。孫文は9回長崎を訪れていますが、毎回立ち寄ったとか。
この碑の傍にあるのが、大正14年(1925)創業、九州最古の喫茶店と云われる「ツル茶ん」です。ここはトルコライスが有名らしい。あと、以前紹介した「長崎ミルクセーキ」ですね。機会があったら入ってみたいと思います。
で、東洋日の出新聞は昭和9年(1934)まで発行されていますが、この石碑、ツル茶んと隣のビルとの間ぐらいにあります。新聞社の隣にツル茶んができたのか、新聞社が移転した後にツル茶んができたのか、ちょっと気になります。
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