湯とり餅‐諌早地方の郷土料理
つきたてのお餅をお湯を張った器に入れて、大根おろしとしょうゆで食べる。
年末の餅つきの頃にしか食べられない諌早地方の郷土料理です。子どもの頃はよく食べていましたが、最近食べる機会が少ない。そこで、「モドキ」を作ってみました。
市販の餅を深めの耐熱容器に入れ、水をかぶるくらい入れて電子レンジで約2分。使用した餅は切り餅ですが、地元長崎では昔から丸餅です。・・・というか、本来ならまだ成型する前のお餅を使います。大根おろしは、今回諦めました。
最近は、餅もひとりひとりの器に入っていることが多いですが、昔は皆で大皿を囲んで食べていました。しかも、大きな塊から必要なだけ手でちぎって食べていました。これが結構熱いのです(汗)。
この食べ方は本来、今ついた餅がちゃんとつけているか試食したのが起源だと云われています。なので、「ようつけとう(良くつけている)」と評価しながら食べるのが正しい食べ方です(笑)。
(追記)
年が明けて、大根おろしも準備して再チャレンジ。大根おろし省いてはいけませんね(汗)。
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