井戸の主はオオウナギ
長崎半島の先端近く、天草灘に浮かぶ樺島に直径1.5m程の共同井戸があり、
オオウナギの生息地として国の指定を受けています。オオウナギは体長は1.8mほどにもなるそうです。
オオウナギは熱帯性の魚で、指定当時(恐らく大正12年のことか?平成17年に長崎市と合併した際、指定年月日も変更しているようです)オオウナギ生息の北限と云われ、学術上大変貴重だとか。
現在井戸脇の水槽にオスメス2尾のオオウナギが飼われています。井戸にももう1尾「うな太郎」がいたそうですが、地元の人の話によると去年死んでしまったそうです。その墓が水槽の裏手にあります。
地元では毎年井戸の掃除やオオウナギの身体測定をしているということで、その時の様子が掲示されていました。うな太郎の姿もあります。
長崎市野母崎地区、脇岬から樺島大橋を渡って左手の道を行き止まりまで進み、車を降りた後、細い路地をしばらく行くと井戸があります。
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