平戸八景大悲観-観音様がお殿様に登るよう託宣?
佐世保市小佐々町にある、高さ20mほどの残丘。平戸のお殿様松浦煕(ひろむ)の夢枕に立った大悲観音菩薩の託宣に従い登頂を試みますが、家臣に止められてしまいます。その代わりに「大悲観」の文字を書いて彫らせたといわれています。
現在の大文字は左側が少し欠けていますが、小佐々郷土館に拓本の写真が展示されています。
砂岩の一枚岩には、浸食の跡が幾つか残っています。周りには幾つもの仏像が彫られています。写真に見える弘法大師像は明治の作です。
西九州自動車道佐々ICから車で、小佐々町方面に7分程度の場所にあります。周りは公園として整備されており、広い駐車場があります。
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