金浜眼鏡橋
雲仙市小浜町から、橘湾を南下する国道251号線を走っていると、「金浜眼鏡橋」の案内板が見えてきます。以前から付近を通るたびに気になっていたのですが、今回初めて立ち寄ってみました。
元々江戸時代に架けられた橋で、平成に入ってから改修されています。「眼鏡橋」というので2重アーチ橋かと思っていたら違いました(*゚ー゚*) 国道端の駐車スペースにはその由来を書いた説明板があるのですが、潮風にさらされてまったく読めません。
ちなみにこの橋が架かる川筋、「金浜断層」です。グーグルマップで島原半島を地形表示させると、雲仙岳の北側に千々石断層が見えます。そして南側に見えるのが金浜断層になります。この二つの断層に挟まれた地域が、雲仙地溝と呼ばれており、多少新しい地質になります。雲仙地溝は雲仙岳が噴火するたび、雲仙岳の重みで沈み込むそうで、いつまでたっても富士山のように高くなれないとか。金浜断層は千々石断層に比べ浸食が激しいようで、現地で観察してもあまりピンときません(^-^;
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はじめまして。
金浜眼鏡橋へは去年11月に夜勤の仕事(日配商品仕分け作業)の荷ぞろいミスで近くまで商品を運びに職場の大村から自家用車で一度行ったことがあります。
行ったのは夜中でしたがライトアップして夜でもはっきり綺麗に見えましたよ。(*^_^*)
投稿: ダイ兄さん | 2012年3月31日 (土) 01時47分
追記になりますが…
金浜眼鏡橋の左端の写真に写っている建物に商品を運びに行きましたよ。(*^_^*)
投稿: ダイ兄さん | 2012年3月31日 (土) 01時49分
はじめまして。
ライトアップするんですねえ。機会があれば行ってみたいと思います。
投稿: 高来郡司 | 2012年3月31日 (土) 23時10分