水晶観音駅跡(雲仙鉄道3)
現在の国道に出た路線は、唐比(からこ)湿地公園を右に見ながら東に向かいます。途中水晶観音駅を通過しますが、実際の観音堂入口からはだいぶ手前にあります(水晶観音に伝わる伝承については、また後日)。しばらく行くと、右斜めに入る道があり、そこから海岸線に出ると浜駅の記念碑があります。
橘湾の断層は千々石から諌早の有喜(うき)まで続いていますが、なぜか唐比地区で途切れています。一説によると、雲仙火山と有喜火山のすそ野が重なる谷線だという。またこの地区には昔「唐比レンコン」という幻のレンコンがあり、今復活させようという取り組みがあるとか。
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コメント
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はじめまして。
雲仙鉄道の記事を全部拝見しました。
行きたいと思っていても、なかなか行くことができないところでしたから。
ところで、「唐此」の文字に違和感があったので、地図で確認しましたが、「唐比」が正しいようです。
投稿: 地理 | 2012年3月25日 (日) 18時38分
はじめまして。
なるほど。私も地図等で確認しましたが、ご指摘の通りでした。ありがとうございます。
投稿: 高来郡司 | 2012年3月25日 (日) 19時44分