琴尾岳烽火台跡
諌早市と長与町の町境にそびえる琴尾岳の中腹にのろし場の跡が残されています。
長崎県指定の史跡です。
烽火台と聞き、てっきり古代の烽火台かと思っていたら、違った(^-^;。
江戸時代、長崎有事の際長崎の烽火山からののろしを、大村湾最奥の琴の尾岳から大村湾入り口の針尾島に通報するための中継として造られました。
文献上は2回使われたことになっていますが、考古学的には一回分の使用しか確認できなかったとか。遺構の保存状態もいいようです。
その烽火台も文化6年(1809)に廃止され、代わりに飛脚を使って通報することになりました。
アクセスは、県道33号線から琴の尾岳山頂の「琴の尾公園」目指します。公園の少し手前に「烽火台跡」の案内があり、駐車場があります。そこから遊歩道を下るのですが、結構下ります☟
普段運動不足なので、少しこたえました(^-^;。
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