大村今富のキリシタン墓碑
大村市の「長崎県指定史跡今富のキリシタン墓碑」を訪ねました。
大村市竹松地区の国道34号線に、キリシタン墓碑への案内板があるのですが、少し判りにくい。前回挑戦した時はたどり着けませんでした。今回はリベンジです(*^.^*)。
実際、相変わらず判り難かったのですか、今度はなんとかたどり着きました。先ほど紹介した案内板の位置、市外から訪れる場合必ずしも最短ルートでは無いようです。
立碑に見えますが、よく見ると元々かまぼこ型の伏碑であったものを立てて、底面にあたる部分に仏式の銘を刻んでいることが判ります。これがキリシタン墓碑である証拠に、墓碑の上部、本来の正面にあたる部分に十字紋が刻んであります。銘には「天正四丙十一月十一日 不染院水心日栄霊 一瀬治部大輔」とあります。一瀬治部大輔は、大村純忠とともに洗礼を受けた家臣の一人です。
その後の禁教令で破壊されるのを避けるため、子孫が今の形にしたようです。
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