さばくさらかし岩
長崎市中心部から時津町に向かう国道206号線を車で走っていると、巨大な岩が見えてくる。岩の柱に巨石が載った今にも落ちそうな奇妙な岩「さばくさらかし岩」です。別名「継石坊主」。時津町の文化財に指定されています。
狂歌師蜀山人が、長崎奉行所在勤中に紹介したことで有名になったとのこと。個人的には、魚売りの話の方がなじみがあります。
ずいぶん昔にローカルCMで紹介されていたのと、某全国ネットの日本の昔話を紹介するアニメに登場しました。要約すると、
昔時津村の魚売りがそばを通りがかり、今にも落ちそうな岩を見て、落ちてから行こうと待っていたら売り物の魚が腐ってしまった。
といった話です。
今落ちてきたら、交通量の多い国道は大変なことに。なので、安全のためボルトか何かで固定していることは想像に難くないのですが、それを現地に確かめに行ったつわものが居られるようです。結果は想像にお任せします(*^-^)。
場所は、時津町の長崎バス継石バス停のそばです。
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